事業用定期借地契約の事例です。

こんにちは、ユア・エージェントの小泉です。

ユア・エージェントでは賃貸、売買と様々な取引に対応しており
ますが、そのうち賃貸では、居住用のお部屋のご紹介だけで
はなく、事業用の物件も取り扱っております。

今日はその事例の一つをご紹介いたします。
事業用定期借地契約の事例です。
こちらは、昨日4月15日に磐田市岩井の国道1号線沿にオープン
致しましたヤマダ電機テックランド磐田店様です。
磐田市で初のヤマダ電機様のお店です。
オープン当日は大勢の人が集まっておりました。

こちらのお店は、磐田市の東部に位置し、磐田市と袋井市の
お客様の需要を見込め、ロードサイドの店舗としては魅力的
な場所です。

事業用定期借地契約の事例です。
それでは、こちらの土地の契約につきまして、ご説明致します。
こちらの土地の契約は「事業用定期借地契約」にて契約を致し
ました。

「事業用定期借地契約」とは、専ら事業用の建物を所有する事を
目的として、存続期間を10年以上50年未満の期間で設定され
ます。居住用の建物は、この契約にあてはまりません。
契約期間終了後には、土地が更地で貸主様に返還されます。
また、契約は公正証書によって締結する必要があります。

この事業用定期借地ですが、今回のような大規模な家電量販店
やコンビニ、ファミリーレストランなどのロードサイド型ビジ
ネスの多くが採用しております。

借主側のメリットとしては、

①土地を購入する必要がなく、ローコストで事業活動が可能です。
②立地条件の良い土地を広いエリアから選択することができます。
③当初契約期間が20年までだったものが、50年まで適用される
 ようになり、建物の償却期間と契約期間のミスマッチが解消され
 ました。

貸主側のメリットとしては、

①契約期間終了後には更地になって、土地が返還される為、
 ライフプランに合わせて、土地を貸すことができます。
②契約期間中、安定した地代収入を得ることができます。
③物納可能財産になりますので、相続対策として有効です。
④相続税評価が事業用借地設定部分が評価減となります。

以上のようなメリットがありまして、今後も幹線道路沿の土地
などで利用が増えていくのではないかと思います。

今回の契約ですが、お店のオープンに至るまでに、約2年という
時間がかかりました。
貸主様と借主様の間の調整が多岐にわたる、複雑な契約内容の
調整も、私どもが間に入り交渉をさせていただきます。

ユア・エージェントでは、様々な種類の不動産のご相談に対応
させていただきます。

事業用の不動産につきましても、ユア・エージェントへお気軽に
ご相談下さいませ。


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この記事へのコメント
私は焼津インターの取り付け道路沿いに300坪を所有しています。
隣地400坪と共同でローソンに定期借地しています。ニーズがあったら連絡ください。
Posted by 山田充 at 2011年06月16日 20:04
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事業用定期借地契約の事例です。
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