こんばんは。yourAgentの小泉です。
昨日8月11日朝の目覚めは激しい揺れで目が覚めました。
そう最大震度6弱を記録した静岡地震です。
私の住みます静岡市葵区でも震度5を記録しました。
幸い我が家での被害は物が倒れる程度でしたが、このお盆休
みに東名高速道路は不通になりますし、不幸にもお亡くなりに
なった方もいらっしゃいました。
今回の地震は予想されます東海地震とは関係ないとの事で、
今後もまだ東海地震が来ることが予想されております。
地震はいつ来るのか現在の科学においても予測のつきにくい
自然災害です。
いつくるかわからない自然災害に対して大切な資産でもある
我が家そしてご家族や自らの命を守る地震対策は十分でしょ
うか?
そこで、今日のブログでは建物を地震より守る構造につきま
してご説明させていただきたいと思います。
地震より建物を守る構造として
「耐震」、「免震」、「制震」
という3つの構造があります。
1.耐震構造
建物の柱や梁といった構造自体が地震に耐えれるような強度
で造られているもの。
地震で生じる揺れに耐えれるように設計された構造のことを
いいます。
デメリットとしては地震のエネルギーがそのまま建物に伝わ
りますので、地震の際に家具や室内の家電が倒れたり損傷し
たりしやすいです。家具の倒壊などによる怪我なども心配で
すね。
1981年に建築物の耐震基準が見直されまして、これ以降の基
準で建築された建物であれば震度6程度の地震には耐えられる
とされております。
2.免震構造
建物と地盤との間に積層ゴムなどの特殊な装置を取付けて、
その装置により地震による揺れを吸収し、地震力を直接建物
に伝えないようにする構造の事です。
免震構造は地震の揺れを免震装置で吸収し、建物に地震エネ
ルギーが伝わるのを抑えます。
耐震構造に比べ揺れの強さを1/3~1/5に抑えることができる
と言われております。
このため、室内での家具などの倒壊を抑える効果が期待でき
ます。
免震装置を取り付けるためにはコストがそれなりにかかりま
すが、大切な家財や人の命を守るという部分とコストを比較
されたうえで導入を検討されてみたらよろしいかと思います。
3.制震構造
建物の内部に何らかの制震装置を取り付けて、地震のエネル
ギーを吸収する構造です。
地震で建物が揺れた瞬間に装置が作動し、揺れを吸収したり
するものです。
建物の屋上部分に重りを置いて振り子の原理で揺れを抑えた
り、骨組みの部分に油圧ダンパーなどをはさんで揺れを吸収
するなど様々な方法があります。
建築コストは免震構造と比較して低くすみますが、揺れを軽
減する効果は免震構造ほど高くはありません。
最近は不況の影響もあってエコ住宅の話題が多くなっており
ましたが、自然災害より我が家を守る地震対策、結果的には
エコの一つになるのではないでしょうか?
マンション購入や住宅建築、リフォームをご検討中の方。
静岡地震を教訓に「耐震」、「免震」、「制震」も住宅を購入す
る際の検討条件の一つに付け加えてみたらいかがでしょうか?
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